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事業用に車をローンで購入した場合の仕訳について

事業用の車を200万円で購入しました。頭金は10万円を支払い残りはローン払いになります。未払金になるかと存じますが、仕訳はどのようになるのか御教示をお願い致します。

  • 経理・記帳・仕訳
  • 投稿日:2024/09/28
  • 回答件数:1

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税理士・会計事務所からの回答

  • Gemstone税理士法人

    東京都港区高輪3-25-22高輪カネオビル7階

    事業用の車を購入した際の仕訳について説明します。このケースでは、購入額が200万円で、頭金として10万円を支払い、残りをローンで支払うことになります。具体的な仕訳は以下のようになります。

    1. **購入時の仕訳**
    - 車両(金額: 2,000,000円)を資産として計上します。
    - 頭金として支払った現金10万円を記録します。
    - 残りのローン190万円は未払金(または借入金)として計上されます。

    仕訳は以下の通りです:

    ```
    借方: 車両運搬具 2,000,000円
    貸方: 現金    100,000円
    貸方: 未払金  1,900,000円
    ```

    この仕訳の理由は、車両運搬具という資産が増加し、頭金10万円が現金で支払われるため現金は減少します。また、残りの1,900,000円が未払金として負債に計上されます。

    このように、購入時点で車両の全額を資産として計上し、支払い済みの金額を現金で減少、未払いの金額を未払金として計上することが一般的な処理方法です。

    回答日:2024-09-29

    • 質問者からの返信

      回答して頂きありがとうございます。
      この後の処理として固定資産に登録する事になりますが、負債なのに資産に登録するのは何故なのでしょうか?
      また、月々のローン返済はどの様な会計処理になるのでしょうか?
      お手数をお掛けしますがよろしくお願い致します。

      返信日:2024-09-29

    • 税理士・会計事務所からの返信

      事業用の車両の購入について、負債としての未払金があるにもかかわらず車両が固定資産として登録されるのは、資産計上と負債計上が会計上の異なる性質を持つからです。
      固定資産登録の理由:

      資産計上は、その物のコストが企業に対して時間を超えて経済的価値をもたらすためです。車両は長期間にわたり使用されるため、固定資産として認識されます。このため、購入価額全額が車両運搬具として資産計上されます。
      一方、負債はその支払い義務に基づいて将来的な経済的流出を意味します。未払金は、ローンの形で調達した資金を表しているため負債として計上されます。

      月々のローン返済処理
      毎月のローン返済では、元本部分と利息部分に分けて仕訳します。
      利息は車両の使用に関連する費用(支出)として費用計上され、元本返済部分は未払金の減少として処理されます。

      具体的な仕訳は以下の通りです。

      ローン返済時
      借方: 未払金 XX円(元本返済額)
      借方: 支払利息 XX円(利息分)
      貸方: 現金   XX円(返済総額)
       
      この仕訳は、毎月の返済によって利息を費用とし、元本部分については未払金(負債)を減少させることで帳簿を調整します。

      返信日:2024-09-29

    • 質問者からの返信

      お忙しいところ、早々に回答を頂きましてありがとうございます。大変良く分りました

      返信日:2024-09-29

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