経費を多く申告していた場合の修正手順

    前期の申告で、法定福利費/未払金を6万多く計上していました 修正申告が必要になると思いますが、手順を教えていただけますでしょうか?

    • 法人決算・申告
    • 投稿日:2024/06/21
    • 回答件数:1

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    税理士・会計事務所からの回答

    • ビジョン税理士法人ゴールド

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      前期の申告で法定福利費や未払金を6万円多く計上していた場合、修正申告を行うことが適切です。以下は修正申告の手順と注意点です。

      1. 修正申告が必要か確認
      まず、6万円の誤りがどの程度影響を及ぼすか確認してください。

      修正が必要になるのは以下の場合です:

      申告した所得金額や税額に影響を与える場合。
      未払金の誤計上が期末の負債に関係している場合。
      もし誤りが軽微で、税額にほとんど影響を及ぼさない場合、修正申告は必要ないかもしれません。しかし、税務署に相談し、確実に対応することが推奨されます。

      2. 修正申告の書類を準備する
      修正申告に必要な書類を準備します。修正申告には、「修正申告書」を提出する必要があります。

      修正申告書には、間違えた部分の修正後の金額を記載し、その差額に基づいて不足していた税額や還付額があれば、それを計算して記入します。

      3. 修正内容を明確にする
      今回のケースでは、法定福利費や未払金の6万円の誤りがあるため、該当する費用や負債の金額を訂正し、正しい金額を計上します。
      このとき、修正申告書に修正したい部分とその理由を明記します。

      例として、法定福利費を「多く計上したため、正しい金額に修正する」と記載します。

      4. 申告期限と延滞税・過少申告加算税の確認
      修正申告を行う場合、過去の申告に対して追加の税金が発生する場合があります。
      この場合、延滞税や過少申告加算税が課される可能性があります。
      税額が減額になる場合でも、修正申告が必要です。

      5. 修正申告書の提出
      修正申告書を作成したら、所轄の税務署に提出します。
      提出方法は、以下の方法があります:

      税務署に持参: 修正申告書を直接税務署に持参する。
      郵送: 修正申告書を郵送で提出する。
      e-Tax: 電子申告で修正申告を行う(オンラインで申告が可能です)。

      6. 税額の納付
      修正申告に伴い追加の税金が発生した場合は、期限内にその税額を納付する必要があります。延滞税が発生している場合、それもあわせて納付します。

      7. 税務署に確認・相談する
      不明点や手続きについて不安がある場合は、税務署に直接相談することをおすすめします。また、税理士に依頼して修正申告を代行してもらうことも可能です。

      回答日:2024-09-05

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