事業所得と不動産所得合算の所得税申告の方法
事業所得と不動産所得を合算する方法、申告方法
税金額はどのように計算するのか教えてください。
- 投稿日:2024/04/04
- 回答件数:2件
税理士・会計事務所からの回答
- 森田太郎税理士事務所
東京都新宿区新宿2-13-10武蔵野ビル5F-3号
事業所得と不動産所得はお使いの会計ソフトによりますが、国税庁の申告システムに両方の所得金額を記載すれば合算されます。
税金額はその合算された金額に対して超過累進税率により所得税が計算されます。回答日:2024-04-04
- ビジョン税理士法人【オンライン無料相談】大歓迎
神奈川県横浜市戸塚区品濃町549番地2三宅ビル3階302号
事業所得と不動産所得を合算して申告する際、どちらも総合課税として、合計した所得額に基づいて所得税が計算されます。以下、具体的な申告方法と税額の計算方法を説明します。
1. 事業所得の計算
事業所得は、売上から必要経費を差し引いた額が所得となります。
事業所得 = 事業収入 - 必要経費
2. 不動産所得の計算
不動産所得も、家賃収入から必要経費(修繕費、固定資産税、減価償却費など)を差し引いて計算します。
不動産所得 = 家賃収入 - 必要経費
3. 合算した所得金額
事業所得と不動産所得は合算して一つの「所得金額」として申告します。つまり、次のように計算します。
合算所得 = 事業所得 + 不動産所得
4. 所得控除の適用
合算した所得に対して、各種所得控除(基礎控除、扶養控除、社会保険料控除など)を適用します。この控除後の金額が課税所得になります。
課税所得 = 合算所得 - 所得控除
5. 所得税の計算
所得税は、課税所得に対して累進課税(所得に応じて税率が上がる仕組み)により計算されます。具体的には、課税所得が多いほど、適用される税率が高くなります。現在の所得税率は5%から45%までの範囲で段階的に上がります。
税額 = 課税所得 × 税率 - 税額控除
6. 申告書の作成と提出
事業所得と不動産所得は、確定申告書(確定申告書B)に両方記載します。各所得をそれぞれの欄に記入し、合算後の所得金額を計算したうえで申告書を提出します。
まとめ
事業所得と不動産所得をそれぞれ計算し、合算します。
合算した所得に各種控除を適用し、課税所得を算出します。
課税所得に累進課税の税率を適用して税額を計算します。
確定申告書Bに事業所得と不動産所得を記入し、申告を行います。回答日:2024-09-07
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