貸借対照表の現金が膨大になってしまった

    個人事業主です。
    かれこれ5年ほど弥生会計で経理の処理をしています。現金での処理を続けてきたところ、貸借対照表の現金が1,000万以上になってしまっています。もちろん、そのような現金は手元にはありません。銀行融資の際に訂正を指摘され、現金から事業主貸に入力したものの、再度確定申告画面で計算し直しても変わりません。どのように処理・入力したらよいでしょうか。

    • 個人事業主の確定申告
    • 投稿日:2026/06/13
    • 回答件数:4件

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    税理士・会計事務所からの回答

    • 相田会計事務所シルバー

      東京都文京区千石3-14-5パークハイム千石403

      損益に影響するものではない。であれば、期首繰越高を修正するのも一案。銀行から指摘された事項が、過去の損益に影響するものであるのであれば、過去の申告を修正する過程で、現金も整理されるでしょうか。まずは、実態。差異があれば、それが、何時、どういった内容で、幾ら生じたのかがわかると、それに応じた対応方法が導かれます。

      回答日:2026-06-13

      • 平賀大二郎税理士事務所

        東京都新宿区高田馬場1丁目31番8号高田馬場ダイカンプラザ805

        ご質問の件、

        質問文から「現金から事業主貸に入力したものの、再度確定申告画面で計算し直しても変わりません」とありますが、どのような処理をしたが変わらないのか、そこが重要なポイントです。

        令和8年の日付けの弥生会計において、現金から事業主貸に振り替えても、令和7年分の確定申告書は変わりません。
        また、すでに税務署に令和7年分の確定申告書は提出済みでしょうから、これを安易に変えるのはよくありません。

        銀行が求めているのは、令和8年において訂正をするよう言っているのでしょうか。

        そうであれば、令和8年1月1日において下記の仕訳をすることになります。
        【例】手持ち現金10万円、帳簿上の現金1,000万円、過去の損益に影響がない原因による。
        修正のための仕訳
        R8/1/1(借方)事業主貸 990万円 (貸方)現金 990万円・・・金額は「帳簿1000ー手持ち10」

        一般的に現金が多くなるのは、預金から引き出した現金を個人使用に充てる場合に、事業主貸に振り替える必要があるのですが、これを行っていなかったことがほとんどです。
        その場合は上記の仕訳となりますが、原因が過去の売上や費用に影響がある場合は、単純にいかない場合もありますのでご注意ください。

        ご参考になれば幸いです。

        回答日:2026-06-13

        • 公認会計士税理士甲田拓也事務所プラチナ

          東京都新宿区西新宿1-26-2新宿野村ビル23階

          少しずつ現金残高が増えてしまったケースは、
          実務上も珍しくありません。
          現金勘定を経由する仕訳が積み重なり、
          帳簿上の現金と実際の現金が
          ズレてしまうことがあります。
          まずは落ち着いて原因の確認・修正をされるとよいと思います。

          ■弥生会計で修正する場合
          過去年度の弥生会計データを修正したとしても、
          提出済みの確定申告書が
          自動的に変更されるわけではありません。

          そのため、過去の申告内容を修正する場合は、
          ・弥生会計のデータ修正
          ・確定申告書の修正、及び税務署への修正申告書の提出

          ■税務上の取扱い
          今回のケースが、
          単に貸借対照表上の現金と事業主貸の振替であり、
          売上や経費の計上漏れなど
          損益に影響する誤りではない場合は、

          実務上、進行期で修正仕訳を行い、
          正しい残高へ修正するケースも多く見られます。

          ■金融機関への説明
          貸借対照表の現金残高が
          実際の手元現金と大きく乖離している場合、

          ・現金売上を計上したまま入金処理をしていない
          ・事業用資金を私的に使用した際に事業主貸を計上していない
          ・現金勘定を経由する仕訳に誤りがある

          といった原因が考えられます。

          銀行融資の際に指摘を受けたのであれば、
          まずは現金残高が増加した原因を確認し、
          その経緯を説明できるよう整理しておくことが重要です。

          ■まとめ
          ・弥生会計を修正しても、確定申告書は自動で変わらない
          ・過去申告を修正する場合は、申告書側も別途修正が必要
          ・損益に影響しない残高調整であれば、進行期で修正するケースもある
          ・金融機関へは、現金残高が増加した原因を説明できるようにしておくことが重要

          ※本回答は、一般的な前提に基づく参考意見を示したものであり、
          個別具体的な事情や事実関係によって結論が異なる場合があります。
          実際の申告・手続等を行う際は、
          必ず最寄りの税理士等の専門家へご相談・ご確認ください。

          *******************

          もし差し支えなければ、
          ベストアンサーにご選定いただけますと、
          大変励みになります!

          どうぞよろしくお願いいたします。

          回答日:2026-06-15

          • ふじみの会計事務所

            埼玉県ふじみ野市鶴ケ岡3-5-8

            結論として、現金を事業主貸へ振り替えても、所得金額と税額は変わりません。変わるのは貸借対照表の現金と事業主貸の欄だけです。そのうえで、帳簿の現金が膨らんだ原因を見分けることが大切です。

            ①税額が変わらない理由
            事業主貸は、事業のお金を生活費などに使ったことを示す科目です。家事上の費用は必要経費になりません(国税庁タックスアンサーNo.2210)。そのため事業主貸に振り替えても損益計算書は動かず、所得も税額も同じです。確定申告書の計算結果が変わらないのは、このためと考えられます。
            振替が反映されたかは、青色申告決算書の貸借対照表の現金と事業主貸の金額で確認してください。

            ②原因によって対応が分かれます
            帳簿の現金が実際より多くなる原因は、大きく2つに分かれます。
            ・預金から引き出して生活費に使った、事業のお金で私的な支払いをした、といった記帳をしていない。この場合は所得に影響がなく、事業主貸への振替で整います。
            ・現金売上を預金に入れた際に預金側でも売上を計上した(二重計上)、現金で払った経費を記帳していない。この場合は所得が過大だった可能性があります。
            後者で税金を納め過ぎていたときは、法定申告期限から原則5年以内であれば更正の請求ができます(タックスアンサーNo.2026)。5年を過ぎた年分は戻せないため、原因の確認は早めが安心です。

            ③銀行への説明
            所得に影響しない原因であれば、「私的な引出しを事業主貸に振り替えていなかった」と説明し、進行年の帳簿で現金を実際の残高にそろえた資料を示すと、話が通りやすいと思います。

            ④今後のために
            国税庁「帳簿の記帳のしかた(事業所得者用)」では、現金出納帳の最初の行に前年末の現金を「前年より繰越」として記載するとしています。月末ごとに手元の現金と帳簿残高を突き合わせ、合わなければその月のうちに原因を探す習慣をつけると、同じずれを防ぎやすくなります。

            ※本回答は一般的な情報提供を目的としたものです。詳細な判断は管轄の税務署への確認や、税理士への個別相談をお願いいたします。

            回答日:2026-09-29

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