国民年金の確定申告について

    国民年金2年分を令和7年に前納しているので、確定申告しようと思っています。しかし、令和8年度内にアルバイト先の社会保険に切り替える可能性があります。

    この場合、令和8年度の確定申告の際に修正手続きなどが必要なのでしょうか?
    また、保険切り替え手続きをすれば、前納分の一部は確定申告での還付と相殺されて返ってくるのでしょうか?

    • 個人事業主の確定申告
    • 投稿日:2026/03/03
    • 回答件数:2件

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    税理士・会計事務所からの回答

    • 相田会計事務所シルバー

      東京都文京区千石3-14-5パークハイム千石403

      前納した場合、複数の年度の控除証明書が交付されてはいませんか?R7年に納付した額が30万。
      すると、R7,R8、R9年度分の控除証明書が交付され、その年度分の申告の際に、社会保険料として、所得控除の対象になります。よって、修正は不要ですが、R8年はR8年分の控除証明書に記載のある金額を所得控除として、ご自身で確定申告することになります。R7年度は、R7年分の控除証明書の記載額が所得控除の対象となり、納付額全額ではないことに留意が必要です。

      そのうえで、分割証明方式
            全額証明方式で、還付時の申告の仕方が変わります。

      就職時、年金事務所では、会社からの加入通知によって把握されますが、控除証明書の再発行は原則としてされません。よって、確定申告において自ら修正することになります。

      分割証明書であれば、未到来の年度の分は利用しない。到来している年度で月の途中で就職したら、還付される。その還付された額を対応する年度、月に分けて、当年度分の月に該当する還付額、これを控除証明書から控除した額を社会保険料控除の、国民年金額分として申告することになりますね。

      全額証明方式では、納付した日が属する事業年度に控除。他方、還付される場合は、還付された日が属する事業年度で全額社会保険料控除額から除外すると。

      回答日:2026-03-03

      • ふじみの会計事務所

        埼玉県ふじみ野市鶴ケ岡3-5-8

        2年前納分の控除方法は「一括」か「分割」を選べます。令和8年中に社会保険へ切り替わる見込みがあるなら、令和7年分は「分割控除」を選ぶと、後から令和7年分を直す必要が生じにくくなります。

        ①控除方法は2つ
        ・一括控除:前納した全額を、納付した令和7年分で控除
        ・分割控除:各年に対応する分だけを各年で控除
        (国税庁タックスアンサーNo.1130 Q3、所得税基本通達74・75-1、74・75-2)
        一括控除を選ぶと、翌年以降に各年分を控除することはできません(国税庁 確定申告書等作成コーナー)。また、分割で申告した後に、更正の請求で一括に変えることはできません(所得税基本通達74・75-2)。

        ②分割控除を選んだ場合
        令和7年分は、令和7年に納付期日が来る月分だけを控除します。令和8年中に厚生年金に加入すると、加入後の月分は還付されます。令和8年分で控除できるのは、実際に保険料に充てられた月分と考えられます(同通達74・75-1の算式と注書き)。令和7年分の修正は通常生じません。

        ③一括控除を選んだ場合
        令和7年分で控除した金額に、後で還付される月分が含まれることになります。控除が過大になるため、令和7年分の修正申告が必要になると考えられます。具体的な手続きは税務署でご確認ください。

        ④還付金は確定申告とは別
        国民年金保険料の還付金は、日本年金機構から口座振替の口座への振込や還付請求書の提出によって支払われます(日本年金機構「口座振替でのお支払い」)。所得税の還付と相殺されるものではありません。

        ⑤申告の際は
        控除には日本年金機構の控除証明書が必要です(No.1130)。分割控除の各年の金額は、日本年金機構のQ&Aに計算例があります。

        ※本回答は一般的な情報提供を目的としたものです。詳細な判断は管轄の税務署への確認や、税理士への個別相談をお願いいたします。

        回答日:2026-09-29

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