在庫から社用車にした際の資産計上の仕訳について

    弊社は、自動車販売業を営んでおります。社用車が必要となり、仕入れて在庫車両になっている車輌を社用車として使う事となりました。
    この場合、在庫になっている車輌を車輌運搬具に振り替えるので、仕訳としましては、
    【車輌運搬具/期末商品棚卸高】の仕訳でよいのでしょうか。

    • 経理・記帳・仕訳
    • 投稿日:2025/05/30
    • 回答件数:2

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    税理士・会計事務所からの回答

    • 相田会計事務所シルバー

      東京都文京区千石3-14-5パークハイム千石403

      車両 ××     商品 ××
      ★課税仕入10%  ★課税仕入10%

      とする等、消費税が2重にならないようご留意いただければ。

      仕入をするときに
       商品 ×× 普通預金 ××
       ★課税仕入10%

      としたものが、

       車両 ××
       ★課税仕入10%

      となると、同じものが2回、課税仕入になります。
      そこで、これを1回にするために、後で、わかりやすい形で、貸方に課税仕入10%となる
      科目(例 商品)で処理する等いただければ。

      消費税上の影響が無い様にいただく。
      他、修繕等手直し等プラスアルファがある場合は、材料費等をオンしたものを車両として振り替えることになるでしょうか。

      車両 ×× 修繕費 ××
            材料費 ××

      等。ご参考までに。

      回答日:2025-05-30

      • ユアサハラ法律特許事務所

        東京都千代田区大手町2-2-1新大手町ビル206区

        例として下記の数字に基づいて仕訳を記載させていただきます。
        ・期首(月初)在庫残高 :10,000
        ・期末(月末)在庫残高 :9,000
        ・社用車として使用する車輛の仕入価額:200

        社用車として使うという事情を考慮しない場合、売上原価を確定させる仕訳は下記になります。
        (借)期首商品棚卸高 10,000 (貸)商品 10,000
        (借)商品 9,000 (貸)期末商品棚卸高 9,000

        ここで、仕入れた商品を自社で使用することになった場合、上記仕訳に加え、下記の仕訳を入れます。
        (借)車輛運搬具 200 (貸)他勘定振替高 200

        1つ目の通常の仕訳だけを入力した場合、社用車として利用する車輛の仕入価額が売上原価に含まれてしまいます。
        他勘定振替高は売上原価から他の科目へ振り替えるための勘定科目ですので、2つ目の仕訳(他勘定振替高の仕訳)を入れることで、社用車として利用する車輛の仕入価額が車輛運搬具に計上されるとともに、売上原価から除かれることになります。

        回答日:2025-06-04

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