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最終仕入原価法について

商品Aを単価10円、20円、30円と3回に分けて各1つずつ仕入れたとします。

そしてこの仕入れた商品全てが売れ残ったとします。 この場合、仕訳上、帳簿には仕入れ時に勘定科目「仕入」として10円、20円、30円を仕分けし、仕入れ合計60円となっていると思います。

しかし、最終仕入原価法を採用した場合、同じ商品を最後に仕入れた単価で計算することになり、棚卸時に90円(30円×3回仕入れたことになる)となり、実際仕入れに使用した金額が60円であるのに棚卸時に90円と資産(商品)が+30円増えることになります。また、逆に30円→20円→10円の順に仕入れた場合、これが逆に実際仕入金額60円に対して棚卸時の売れ残り商品の資産評価額は30円となり、実際に仕入れた金額より-30円となります。

つまり、最終仕入原価法を使用した場合、
最後に仕入れた金額が実際の金額より高いと棚卸時に資産が増えてしまい逆に最後に仕入れた金額が低いと棚卸時に資産が減る計算になってしまいます。

このあたりがよくわからず解説していただきたく思います。

仕入単価ごとに計算すべきで無い理由も教えて頂けたら幸いです。

  • 顧問税理士
  • 投稿日:2025/03/25
  • 回答件数:1

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税理士・会計事務所からの回答

  • No Image
    吉田均税理士事務所

    大阪府堺市堺区南田出井町3丁4番2号クレスト泉103号

    最終仕入原価法の結果です。
    最終仕入原価法によらない方法も、あらかじめ届出していれば採用できます。

    回答日:2025-03-26

    • 質問者からの返信

      法人税法場も同じものであれば、直近の仕入単価を使って評価すべきとの理解で宜しかったでしょうか。

      返信日:2025-03-26

    • 税理士・会計事務所からの返信

      棚卸資産の評価方法の届出をしていない法人は最終仕入原価法により評価することになります。

      返信日:2025-03-26

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