事業用口座がない場合
もともと持っていた個人の預金口座でプライベートの支払い、業務委託料の受け取り、経費を全てしています。
その口座から現金を3万円引き出した場合の仕訳とその3万円のうち1万円はプライベートで使用するもの、2万円は経費(この2万円は一気に使わず何日間で消費していく交通費)の仕訳を知りたいです。
- 投稿日:2025/03/05
- 回答件数:1件
税理士・会計事務所からの回答
- クレメンティア税理士事務所
大阪府大阪市天王寺区生玉前町3-25タマダビル705
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事業で使う現金(2万円)
事業用として使用する分は、いったん「現金」として受け取ったことにします。
プライベートで使う現金(1万円)
プライベートで使う分は、「事業から個人へお金を渡した(貸した)」とみなすので「事業主貸」で処理します。
仕訳例
(借方)現金 20,000
(借方)事業主貸 10,000
(貸方)普通預金 30,000
借方「現金20,000」:事業用として現金を手元に用意した
借方「事業主貸10,000」:プライベートに使う分は、事業主個人が引き出した扱い
貸方「普通預金30,000」:口座(普通預金)から合計3万円引き出した
2.引き出した2万円を経費で使っていくとき
交通費などの実費精算をするとき、その都度、下記のように仕訳します。
仕訳例
たとえば何日かにわたって合計2万円を交通費で使い切ったとします。1回ごとに仕訳するなら、たとえば1回1,000円の交通費精算を現金から支払ったときは:
(借方)旅費交通費 1,000
(貸方)現金 1,000
このような形で、交通費を支払うたびに仕訳して2万円を使っていきます。回答日:2025-03-05