フリーランスのソムリエとしての研究費

    私はフリーランスのソムリエとして、業務委託で仕事を請け負っています。ソムリエとして仕事柄、接客の際は、お客様の好みに寄り添いワインをお勧めしたり、マリアージュを提案したり、食にまつわる様々なお話をしたりして、コミュニケーションをとりながら地道に信頼関係を築き、店舗の信用にもつながり、だからこそフリーランスのソムリエとしての立場が成り立っている側面があります。
    そこで、ソムリエとして日々研究のためにレストランやバーで飲食することは、私としては仕事のための自己研鑽であり、伺うお店の事も考え例え身内と2人で飲食した場合でも、私一人分の金額については研究費として按分で経費に参入できないものでしょうか。

    研究費としていつ、何を食べて、どのような気づきがあり、その後接客でどのような提案をしてお客様に評価されたか。実際それが取引先からの評価にどのくらい繋がっているのか等まで明確に記録すれば、経費参入できますでしょうか。
    また、逆にそこまでしてまで説明資料を残さなければ、ソムリエとしての日々の研究としては認められないでしょうか。ソムリエがワインを提案するという仕事は、日々の食体験の集大成のようなもので、お客様の会話の中の少ないヒントから雰囲気を感じ取り、繊細なアプローチでその提案がお客様の好みにぴったりはまった時にこそ、感動が生まれ評価が得られる瞬間だと思うのです。
    普通に食事をしているときでさえ、職業病で様々なワインが頭に浮かんだり、お客様の言葉を思い出したり、ワインを飲んでいると、様々な食材や料理が脳裏に浮かぶのですが、それも今までの食体験の積み上げがあるからこそなのですが、この簡単に言葉で説明しきれないことが、実際に仕事に繋がっている実感があるのですが、これを確実にピンポイントで証明したり説明したりが難しいのですが、何か良い解決策はありますでしょうか。これは例えば、「いくらで物を仕入れていくらで売る。」と単純に仕入れ額=経費、と、単純明快には証明できないと思うのですが、その点も踏まえてご返答いただけましたら幸いです。

    • 経理・記帳・仕訳
    • 投稿日:2025/01/06
    • 回答件数:1

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    税理士・会計事務所からの回答

    • 相田会計事務所シルバー

      東京都文京区千石3-14-5パークハイム千石403

      ご認識の通り、説明が難しいものなので、税務調査の際の説明次第になるでしょうか。数年前の事象を記憶で説明されても、記録等の資料に基づいてのものでもどちらが負担感が少ないか、といった視点で検討されてはいかがでしょうか。イメージとしては、常に、テーブルに同席される税務調査の方が居る。その方が、そういうものなのだな、と納得されるものであれば、後は、数年後、うまく説明できるか次第でしょうか。ただ、グレーではあるので、誰も、確たることは言えませんし、ご自身も確たるものではないから悩まれるのだと思います。どうしても私的なものが含まれますので。慎重に、自己責任でご判断ください。

      回答日:2025-01-06

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