現金主義・発生主義について
やよいの確定申告サービスを日頃から愛用しております、フリーランスITエンジニアです。
お恥ずかしいのですが、「現金主義・発生主義」の概念を最近知りまして、これまでの申告が間違っていたのではと思い、質問させていただきます。
確定申告をし始めたのは2017年で、当初は会社員としてITエンジニアをしている傍らで副業としてクライアントのサービス開発を請けていました。副業期間の収入は年間20〜多い時で50万ほどでした。
2021年にフリーランスとなり、今年まで1000万弱ほどの収入となりましたが、副業期間からこれまで、すべて現金主義(振込日をその月の売り上げとして計上)しています。
- 質問①:現金主義が適用されるのは年収300万以下の小規模事業者に限るとのことですが、私のケースに当てはめた場合、副業期間は現金主義→独立後は発生主義であるべきという認識でよろしいですか?
- 質問②:税務署に特別な手続きをせず、今年から現金主義→発生主義に切り替えてもいいものでしょうか。
- 質問③:これまで一切税務署から申告方法について指摘をうけたことはありませんが、今後指摘される可能性はありますか?また、上記についてこちらから質問した場合、これまでの申告内容全ての修正を求められるのでしょうか?
ご回答のほどよろしくお願いいたします。
- 投稿日:2024/12/16
- 回答件数:1件
税理士・会計事務所からの回答
- 相田会計事務所
東京都文京区千石3-14-5パークハイム千石403
R6年度から発生主義にされてはいかがでしょうか。入金ではなく、相手方が検収した日が属する事業年度で売上を計上することになります。
なお、過去分については、気になるようであれば、実現主義で売上を計上した場合と、実際の申告の数値を比較されるのも一案です。期ズレとなるので、順繰りに実現していくため、数年間での売上額自体は一致されているでしょうか。
差異が大きく、税務調査等のときに指摘されるのが不安であれば、修正申告されるのも一案です。差異があまり大きくなければ、そこに税率を乗じたものが影響額となり、また、決済サイトが1ヶ月等であれば、実際の差異はあまり生じていないのかもしれません。回答日:2024-12-17