量的緩和

    日本銀行が2013年に採用した量的・質的金融緩和政策では、2015年までに安定的に2%のインフレが達成されていましたか?

    • 顧問税理士
    • 投稿日:2024/11/26
    • 回答件数:1

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    税理士・会計事務所からの回答

    • 浅川太一税理士事務所シルバー

      東京都杉並区高円寺北2-18-7千恵ビル402号

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      いいえ、日本銀行が2013年に採用した量的・質的金融緩和政策では、2015年までに安定的に2%のインフレを達成できていませんでした。

      量的・質的金融緩和政策の導入後、当初は円安や株価上昇といった効果が見られ、消費者物価指数も上昇しました。しかし、2014年後半になると原油価格の下落や消費税率引き上げの影響などにより、物価上昇率は鈍化し始めました。

      2015年には、消費者物価指数は前年比でほぼ横ばいとなり、2%のインフレ目標には遠く及ばない状況でした。そのため、日本銀行は2016年1月にマイナス金利政策を導入するなど、追加的な金融緩和策を講じることになりました。

      結局、日本銀行が安定的に2%のインフレ目標を達成したのは、2013年の量的・質的金融緩和政策導入から数年後のことになります。
       
       
       
      浅川太一税理士事務所・スタッフ 中野

      回答日:2024-11-29

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