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相続税申告について
地積規模の大きな宅地の評価、評価額を減額できると書いてますが、北海道の原野6000平米と、山林1600平米、減額対象ですか?
- 投稿日:2024/09/28
- 回答件数:1件
税理士・会計事務所からの回答
- Gemstone税理士法人
東京都港区高輪3-25-22高輪カネオビル7階
地積規模の大きな宅地の評価については、一定の条件を満たしたものが対象となり、その結果として評価額を減額できる場合があります。しかし、北海道の原野と山林がこの評価の対象となるためにはいくつかの要件を満たす必要があります。
以下、その点について説明します。
1. 面積要件
地積規模の大きな宅地として評価される土地は、三大都市圏以外の地域(例えば、北海道など)であれば、1,000平方メートル以上の地積が必要です。したがって、6000平方メートルの原野と1600平方メートルの山林は面積要件を満たしています。
2. 所在地の要件
- 土地が都市計画区域内で、用途地域が普通商業地区・併用住宅地区または普通住宅地区である必要があります。
- 倍率地域の場合であれば、大規模工場用地を除き、地積規模の大きな住宅地に該当すれば評価対象となります。
3. 除外条件
以下の条件に該当する場合は、評価対象から除外されます。
- 市街化調整区域に所在する宅地(特定条件を除く)
- 工業専用地域に所在する宅地
- 指定容積率が400%以上の地域
- 大規模工場用地に該当するもの
北海道の原野6000平米と山林1600平米を考えた場合、それらが普通商業地区、併用住宅地区、または普通住宅地区に該当し、除外条件に該当しない限り、地積規模の大きな宅地の評価対象となる可能性があります。しかし、具体的にはその土地の所在する用途地域や評価倍率の地域によって異なるため、詳細な地域的な規制について役所などからの確認が重要です。回答日:2024-09-29
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